課題名 |
1 多様な森林の整備(2) スギ人工林内におけるケヤキ栽培技術の確立 |
研究機関名 |
京都府林業試験場
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研究分担 |
林業試験場
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研究期間 |
継H17~19 |
年度 |
2005 |
摘要 |
○目的:材の利用価値が高く、生育状況がスギとほぼ一致するケヤキを人工林内に植栽することにより、スギ人工林の経済的価値の復活を図るとともに、広葉樹が混交する多様な森林の造成を図る。○方法:省力的なケヤキ造林を図るため、スギ人工林(平均樹高30m)の伐採跡地0.40haにケヤキ植栽試験地を設定した。平成17年4月8日にケヤキ36本、アカメガシワ25本、トチノキ4本を植栽(当初植栽木)するとともに、平成18年3月29日にケヤキ12本、アカメガシワ25本、トチノキ12本を補植し、樹高及び根元直径を測定した。さらに、シカによる食害と侵入植生への影響を調査するため、シカ柵設置区域とシカ柵を設置しない対照区を設けた。また、ケヤキの生育空間を維持するためのスギの密度管理方法を明らかにするため、スギ人工林(11年生,樹高7mから林齢35年生,樹高20m)内に植栽したケヤキを中心とした全天空写真、ケヤキと周辺木との位置関係及び生育状態に関するデータを収集した。○得られた成果:植栽木の活着が悪かった等、生育状況及びシカ柵の効果を比較することができなかった。
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戦略 |
森林・林業・木材産業
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専門 |
植物生態
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カテゴリ |
栽培技術
シカ
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