課題名 |
ブランド漬物開発のための原料素材の作出 |
研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場
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研究分担 |
栽培部
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研究期間 |
継H16~18 |
年度 |
2005 |
摘要 |
「目的」漬物原料としての和歌山ダイコンの優良系統の育成、減農薬・減化学肥料栽培の検討、漬物用ウリ類の特性調査を行うとともに、原料素材および漬物加工後の栄養・機能性成分を解明し、県産ブランド漬物開発に資する。 「本年度の結果概要」1.和歌山ダイコン(紀州白大根)の優良系統育成において、2カ年個体選抜をすすめた結果、す入り株率は選抜前の40%から15%に、400g以下の生育不良株率は30%から7%に改善された。2.和歌山ダイコンの優良系統として、紀州白、中原、育成1号選抜系統の3系統を選抜した。3.和歌山ダイコンにおいて、有機肥料での追肥量はN8kg以上(2回に分施)が必要で、追肥N量が同じ場合、化成肥料に比べるとやや生育が不足した。4.和歌山ダイコンにおいて、防虫ネットトンネル栽培により殺虫剤の散布回数を半分以下に減らすことが可能であったが、慣行の追肥作業ができないため、施肥方法を改善する必要があった。5.和歌山ダイコンのす入りの非破壊判定法として水中に投入し浮沈状態で判断する方法が利用できることを確認した。
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研究対象 |
ダイコンほか
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
土づくり
肥料
病害虫
加工
機能性成分
施肥
だいこん
農薬
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