| 課題名 | 高品質国産果実・花きの輸出に対応した生産・流通に関する基盤的技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
鳥取県園芸試験場 |
| 研究分担 |
果樹 |
| 研究期間 | 継H17~19 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 新品種に対する1-MCP処理による貯蔵性向上効果の検討 輸出品目を拡大するため、贈答用として高値販売が期待できる性質(高糖度、大玉)を持つ早生の青ナシ新系統‘G’(鳥取園試育成。品種登録申請準備中:以下‘G’と表記)について、貯蔵性を向上する技術を確立する。 (i)9月5日に収穫した果実に対し、容量117?の処理チャンバーを用いて1ppmの1-MCPを24時間暴露処理した。処理終了後、果実はPSPパックに詰めて、20℃の室内および氷温庫に貯蔵した。1-MCP区の処理中、無処理区は同じ室内に放置し、処理終了後は、1-MCP区と同様の条件で貯蔵した。 (ii)20℃条件で15日間保存した結果、1-MCP処理区は、青みを保持している果実が多かったのに対し、無処理区の果実は、ほとんど青みがなくなった。硬度も、1-MCP処理区は高く保たれており、食味も良かった。一方、無処理区は、硬度が低下し、ナシ特有の「しゃり気」が失われていた。 (iii)氷温貯蔵で、1月まで貯蔵した結果、果色は、1-MCP処理果の方が青味が良く保持されていたが、大きな差ではなかった。その他の形質に差は認められなかった。 (iv)以上の結果、1-MCP処理は‘G系統’の収穫後の果色の進行、果肉硬度の低下を抑制し、日持ち性を向上する効果があると考えられた。また、長期貯蔵における1-MCP処理効果は、短期貯蔵に比べて少なかった。以上より、本年は、果実数が十分でなかったため、次年度、処理濃度や処理効果の持続性について詳細に検討を行う。 |
| 研究対象 | ナシ |
| 専門 | 栽培 |
| 部門 | 果樹 |
| カテゴリ | 新品種 長期保存・貯蔵 品種 輸出 良食味 |