病害虫発生予察調査事業

課題名 病害虫発生予察調査事業
研究機関名 鳥取県園芸試験場
研究分担 環境
研究期間 継S40~
年度 2005
摘要  ナシ、カキ、ブドウなど果樹病害虫の発生状況を調査し、発生予察情報を提供する。
(i)ナシの病害では、黒斑病は越冬菌密度は平年に比べて低く、幼果のポリ袋検定による平均発病果率は0.3%(平年5.0%)と平年を下回った。また、6、7月の破袋調査による被袋果の平均発病率も平年を下回ったが、果実袋内への病原菌の包み込みによる果実発病が一部でやや多かった。6月以降、降水量が少なく経過したため、9月の平均発病葉率は4.6%(平年17.2%)と平年を下回った。虫害では、シンクイムシ類による果実被害が有袋栽培の‘二十世紀’で発生し、晩生ナシを対象に9月6日に注意報を発表した。 (ii)カキの病害は全般的に平年並以下の発生であった。虫害では、カキサビダニの被害が問題となった。 (iii)ブドウの病害は全般的に平年並以下の発生であった。虫害では、ハマキムシ類の被害が問題となった。 (iv)以上の結果、全般的に病害は平年並以下の発生が多く、虫害は平年並以上の発生が多かった。 (v)なお、これらの内容と防除対策は、病害虫防除所から発表される病害虫発生予察情報に盛り込み、4~10月まで合計8回発表した。発生予察注意報は1件発表した。黒斑病は4、5月に54回の胞子飛散情報を、発生予察指導情報は4月から翌年の3月まで合計42回発表した。スイカ、ネギ、イチゴ、ブロッコリー、ラッキョウ、ナガイモ等11品目の野菜、花きについて病害虫の発生状況を調査し、発生情報を提供した。 (i)害虫については、夏期の気温が平年並~高く推移したことから、サトイモ、キャベツ、ブロッコリーにおいてハスモンヨトウが、ネギにおいてはハモグリバエ類、スリップス類の発生量がやや多くなった。 (ii)9月~10月の気温が高く推移したことから、ラッキョウについてはハモグリバエ類が、イチゴについてはハダニ類の発生量がやや多くなった。また、芝のスジキリヨトウは、9月以降シバの葉先の卵塊数はやや多く、幼虫の発生量もやや多くなった。 (iii)キャベツ、ブロッコリーにおけるコナガは、7~8月の降雨量は少なかったが、単発的に降水量の多い雨が降ったため、発生はやや少なくなった。 (iv)病害については、ネギの軟腐病は、7月のまとまった雨の影響により、発生量はやや多くなった。また、キャベツの軟腐病、ブロッコリーの軟腐病及び黒腐病は、9月の台風の影響により、やや多い発生量となった。 (v)夏期の気温が平年並~高く推移したことから、トマトの灰色かび病の発生がやや多くなった。 (vi)ラッキョウの白色疫病は、冬期の降水量が少なかったことから、やや少ない発生量となった。
研究対象 共通
専門 病害虫
部門 果樹、野菜
カテゴリ いちご 害虫 かき キャベツ さといも すいか トマト ねぎ 病害虫防除 ぶどう ブロッコリー 防除 らっきょう

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