‘おさゴールド’等青ナシ品種の高度栽培技術の確立

課題名 ‘おさゴールド’等青ナシ品種の高度栽培技術の確立
研究機関名 鳥取県園芸試験場
研究分担 果樹
研究期間 継H16~
年度 2005
摘要 1回掛けによる省力袋掛け体系の確立。青ナシ栽培の省力化を目的として、1回掛けによる新しい袋掛け体系を確立する。紙の素材、形態の異なる袋について、果実品質に及ぼす影響を検討する。
(i)‘ゴールド二十世紀’18年生樹に対し、4種類の一重袋を1回掛け処理する区を設け、慣行の2回掛け(トリカ01-M+SG-L)及び無袋の果実と、外観、果実品質を比較した。1回掛けの時期は、慣行区のワンタッチ袋と同日とした。供試した一重袋は、軽量褐色一重パラフィン、褐色一重撥水剤処理袋(トリカG-35L)、赤一重パラフィン中袋(半無袋)、褐色一重パラフィン中袋(半無袋)であった。 (ii)外観を左右する果点の発達は、無袋区で大きい他は、顕著な差が認められなかった。ただ、2回掛け区に比べ、半無袋区、1回掛け区でわずかに大きかった。 (iii)果点間コルク(アザ)の発達は、無袋区で顕著に大きく、半無袋区、1回掛けの褐色一重撥水剤区がこれに次いだ。1回掛けの軽量褐色一重パラフィン区は、2回掛け区に比べてわずかに外観が劣るものの、半無袋区の外観よりも明らかに優れた。 (iv)以上の結果より、軽量褐色一重袋の1回掛けを行うことで、著しい果実品質の低下を伴わずに省力化を図ることが可能と考えられた。
‘二十世紀’、‘ゴールド二十世紀’、‘おさゴールド’に対する袋掛け時期の違いが果実品質に及ぼす影響。‘ゴールド二十世紀’の外観が汚れやすいという評価が根強い、そこで二十世紀系の3品種、‘二十世紀’、‘ゴールド二十世紀’、‘おさゴールド’について、袋掛けのタイミングが果実品質、特に外観に及ぼす影響について検討する。
(i)同一樹に3品種が混在する樹体(33年生‘二十世紀’に‘ゴールド二十世紀’、‘おさゴールド’を高接ぎしたもの)の果実を供試して、満開後14日後、20日後、29日後、42日後に小袋掛けを行った。 (ii)果実外観に影響する果点や、果点間コルク(アザ)は、袋掛けが早いほど発達が少なくて外観が優れ、袋掛けが遅いほど発達が大きく、外観が損なわれた。この傾向は、3品種に共通の傾向であった。 (ii)以上の結果、‘ゴールド二十世紀’が、特に外観が損なわれやすいという傾向は認められず、袋掛けのタイミングが影響していると考えられた。
研究対象 ナシ
専門 栽培
部門 果樹
カテゴリ 栽培技術 省力化 高接ぎ 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる