| 課題名 | キオビオオハリナシバチの利用技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
鳥取県園芸試験場 |
| 研究分担 |
野菜 |
| 研究期間 | 継H17~18 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | (1) キオビオオハリナシバチの巣からの出入:ミニトマトに対するハリナシバチの受粉評価試験として、巣からの出入状況を調査した結果、ハリナシバチは午前7時30分から11時30分が巣からの出入りが活発で、設置後4日目から出巣し、26日目以降に、ハウス環境に適応すると考えられる。 (2)ハウス内気温、湿度、照度がキオビオオハリナシバチの巣からの出入におよぼす影響:ハリナシバチのミニトマトに対する受粉評価試験として、ハウス内気温、湿度、照度がハチの巣からの出入におよぼす影響を調査した結果、ハリナシバチの巣からの出入り個体数は、ハウス内気温が40℃未満で高いほど、湿度は60%未満、照度は15klx以上で増加すると考えられる。 (3) ミニトマトの訪花率と着果率:ハリナシバチの受粉評価試験として、ミニトマトへの訪花率と着果率を調査した結果、ミニトマトへの訪花はマルハナバチより少なく、着果率も劣った。これは高温等ハウス環境の影響と考えられ、今後改善して検討する必要がある。 (4) キオビオオハリナシバチの活動におよぼすマルチ資材、巣材の影響:ハリナシバチの受粉評価試験として、ハチの活動におよぼすマルチ資材、巣材の影響を検討する。(i) マルチは畦上を光反射マルチタイベックで被覆した区とアグリシート(黒)で被覆した区を設けた。ハリナシバチの巣材は10月19日に巣箱とパイプで連結したエサ箱の表面とエサ箱から3m離れたミニトマトの株の近くに12gづつ設置した。(ii) ハウス内の光強度は、マルチの種類によりいずれの波長でも変化しなかった。(iii) 訪花が観察された個体数は、マルチの種類で大差なかった。(iv) 着果率についてもマルチの種類で大差なかった。(v) 訪花率はハリナシバチ巣材を設置した後に増化傾向がみられた。(vi) 以上の結果、ハチの活動に対してタイベックマルチは影響がなく、巣材はエサ箱表面及びエサ箱から3m離れたミニトマトの株の近くに設置することで、活動が活発化し訪花が増すと考えられる。 |
| 研究対象 | 共通 |
| 専門 | 栽培 |
| 部門 | 野菜 |
| カテゴリ | 受粉 マルハナバチ ミニトマト |