土壌病害虫の効率的防除による園芸作物生産安定技術の確立

課題名 土壌病害虫の効率的防除による園芸作物生産安定技術の確立
研究機関名 鳥取県園芸試験場
研究分担 野菜
研究期間 継H17~21
年度 2005
摘要 各種土壌病菌の接種がスイカの生育に及ぼす影響:これまでの現地調査から、急性萎凋症には病原菌が関与していることが疑われた。ここでは、ツル割れ病菌他3種の土壌病菌の接種濃度の違いが植物体の生育及び萎凋発生に及ぼす影響を調査する。
(i) 60cmポットに無病土を入れ、つる割病菌他3種の土壌病菌を多、中、少の量別に接種し、慣行管理を行った。交配前に同量を再接種し、無処理区と生育を比較した。その結果、つる割病は高菌密度条件下では着果前からでも萎凋が発生し、低菌密度条件では着果負担により発生が誘発された。罹病株は、着果負担とは関係なく、下葉の黄化・枯れ上がりを伴いながら一斉、または、つるが1本ずつ萎れることが確認された。(ii) ホモプシス根腐病菌接種により、交配後20~30日頃に、つるの生育が旺盛なまま突然発症した。その時、下葉の黄化を伴わず株全体が青枯れ状に萎れることが確認された。(iii) 黒点根腐病菌接種により、下葉の黄化、枯れ上がりが認められた。しかし、萎凋症状を確認することはできなかった。(iv) リゾクトニア属菌接種により、下葉の黄化、枯れ上がりが認められた。しかし、萎凋症状を確認することはできなかった。
研究対象 共通
専門 病害虫
部門 野菜
カテゴリ 害虫 すいか 根腐病 防除

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