| 課題名 | 鳥取県の花ブランドのための切り花および苗もの類の品質保持技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
鳥取県園芸試験場 |
| 研究分担 |
花き |
| 研究期間 | 継H17~21 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 被覆肥料の取り扱いと肥料成分の溶出について:これまでのパンジー用土の調査から、ECが目標値を大きく上回ったものが多かった。そこで、多くの用土で用いられている被覆肥料が、花壇苗用土に及ぼす影響について調査する。 (i) 試験1:被覆肥料混合用土の保管場所がポット内ECに及ぼす影響;園試用土に被覆肥料ロング100を20g/10L混合し、ポリ袋に入れてハウス内および冷暗所に30日間放置してから鉢上げした。試験2:被覆肥料混合用土の撹拌時間がポット内ECに及ぼす影響;園試用土に被覆肥料ロング100を20g/10L混合し、縦回転型用土攪拌機で3分(慣行)および30分撹拌してから鉢上げした。 (ii) 試験1:ハウス内で用土を保管すると、鉢上げ時のECが3dS/mと極端に高かったが、その後3週間でECは0.5dS/m以下と急激に低下した。(iii) 試験2:被覆肥料を混合した用土を30分間撹拌すると、鉢上げ時のECが2.5dS/m以上で極端に高かったが、その後3週間で0.5dS/m以下と急激に低下した。(iv) 以上より被覆肥料混入後の用土は、鉢上げまでなるべく涼しい環境で保管すべきである。また、用土の撹拌は、短時間で効率よく行う必要があると考えられた。 パンジー用土の物理性が品質に及ぼす影響:倉吉パミスを用いた県内向け基準用土の作成を目標とし、各種配合資材の割合を明らかにする。 (i) 籾殻堆肥:鹿沼土・赤土:ピートモス:パーライト(V/V)=30:30:20:20の配合用土を対照とした。試験用土はいずれも倉吉パミスを40%混合し、ピートモスを45%(用土No.1)~30%(用土No.4)まで5%ずつ減少し、籾殻を15%(用土No.1)~30%(用土No.4)まで5%ずつ増加した。播種は7月24日、鉢上げは8月20日とした。(ii) 三相分布が対照と同等だった用土はNo.2で、籾殻の割合が5%ずつ増加するに従い、気相率が約5%ずつ増加した。(iii) No.2および3は、対照用土とほぼ同等に発根が見られ、毛根が多数発生していた。しかし、No.1は根量が少なく、水浸状で毛根の発生が殆ど無かった。また、No.4も根量が少なく、根端で褐変が見られた。(iv) No.2および3は、定植後も対照用土と同等に生育し、引き抜き抵抗値も同等だったが、6カ月後は籾殻が著しく劣化し、液相率が高まった。(v) 以上よりピートモス35~40%、籾殻20~25%、倉吉パミス40%とすれば、対照用土と同等に生育することが明らかになったが、籾殻の劣化が著しく、宿根草などには不向きと推察される。 |
| 研究対象 | 共通 |
| 専門 | 栽培 |
| 部門 | 花き |
| カテゴリ | 肥料 栽培技術 播種 パンジー 品質保持 |