課題名 | 機能性成分含量の多い高付加価値野菜の育成 |
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研究機関名 |
島根県農業試験場 |
研究分担 |
生物資源G |
研究期間 | 完H15~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 機能性成分を多く含む新しいタイプの野菜を育成し、新しい品目として生産を拡大する。前期(12-14)に育成した「あすっこ」(ブロッコリーとビタミン菜の種間雑種)について各種植物内成分、食味などの調査を行い、特性を把握する。機能性成分であるアスコルビン酸、β-カロテン含量を多く含む系統を選抜する。優良系統として2系統を選抜した。食味調査では、2/3から3/4の被験者が「おいしい」と評価し、くせがないため子供にも好評であった。機能性成分としては、アスコルビン酸、β-カロテンがコマツナ以上であった。うまみ成分としては、糖濃度が高く、アミノ酸の一種のグルタミン酸とグルタミンを多く含んでいた。問題点としては、葉柄や茎がもろく、強風や雪により葉が折れやすい。また、高温時に苗が徒長しやすく、育苗時に注意が必要である。 |
研究対象 | アブラナ科野菜 |
戦略 | 作物育種、ゲノム等先端 |
専門 | 育種 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | あぶらな 育種 育苗 馬 機能性成分 高付加価値 こまつな なばな ブロッコリー 良食味 |