課題名 | 水稲の有機栽培・減農薬栽培における病害防除対策試験 |
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研究機関名 |
島根県農業試験場 |
研究分担 |
病虫G |
研究期間 | 継H16~19 |
年度 | 2005 |
摘要 | 新JAS法による有機栽培や減農薬栽培の生産安定のために、微生物農薬等を組み合わせた病害防除体系を検討する。これまでの結果、微生物農薬、銀水和剤、精製木酢液の種子消毒効果、赤色光の付加照射による防除効果について試験を行ったが、微生物農薬と銀水和剤に効果の高い剤が認められ、一部農薬登録された。県内企業で製造された「けい酸加里肥料混和培土」で育苗すると育苗期の苗いもち、ごま葉枯病、本田での紋枯病の発生を15~20%程度抑制した。MBI-D剤の耐性菌の発生状況を調査し、本剤耐性菌の発生がH16年には益田地域で、H17年には安来地域で多かったことから、これら地域では育苗箱施薬剤が変更された。原種と一部採種圃場で生産された種籾のもみ枯細菌病菌の保菌状況を調査し、その結果を生産現場に活用した。 |
研究対象 | 水稲 |
戦略 | 環境 |
専門 | 病害 |
部門 | 水稲 |
カテゴリ | 有機栽培 肥料 病害虫 育苗 ごま 種子消毒 水稲 耐性菌 農薬 防除 もみ枯細菌病 薬剤 |