課題名 | 有機農産物生産に対応したそば害虫防除対策の確立 |
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研究機関名 |
島根県農業試験場 |
研究分担 |
病虫G |
研究期間 | 新H18~19 |
年度 | 2005 |
摘要 | そばは、水田転作作物として栽培面積が増加しているが、従来問題とならなかった葉茎及び種実を加害する害虫の被害が多発している。このため、害虫の発生実態調査及び生物農薬や物理的防除などを組み合わせた総合防除技術を確立する。H17年予備試験から県東部のそば栽培圃場での害虫被害は前年より少なく、主要加害種はヤガ科幼虫(ハスモンヨトウ、タバコガなど)が主体であった。発生圃場での防除対策はBT剤による薬剤散布が効果的であった。黄色蛍光灯については、ハスモンヨトウに対する防除効果は発生量が少なく、確認できなかった。また、光源近辺の株が過繁茂(草丈比124%)となり、開花結実が遅れたことで収量が半減した。今後は、発生実態調査、黄色蛍光灯、性フェロモン剤、BT剤・生物農薬及び化学農薬による防除試験を行う。 |
研究対象 | ソバ |
戦略 | 環境 |
専門 | 虫害 |
部門 | その他作物 |
カテゴリ | 病害虫 有機農産物 害虫 水田 性フェロモン 総合防除技術 そば 農薬 防除 薬剤 |