乳用牛における乳房炎の発生要因と防除対策に関する研究

課題名 乳用牛における乳房炎の発生要因と防除対策に関する研究
研究機関名 島根県立家畜衛生研究所
研究期間 完H14~17
年度 2005
摘要 乳用牛の多発疾病として乳房炎が挙げられるが、本病については抗菌性物質の乱用による耐性菌の出現と日和見感染が大きな課題であり、畜産物の生産性向上と安全性の観点から早期の対策が必要である。これまでの調査結果から、乳房炎の主な原因菌である黄色ブドウ球菌(Sa)の莢膜が重要な発生要因であることが推察された。県内の乳用牛乳汁から分離されるSaは莢膜血清5型が多く、5型菌の莢膜多糖体を抗原とした乳房炎乳清中抗体測定ではSa以外が分離された乳清と比べてELISA抗体価が高く、ラテックス凝集反応も強く認められ今後は供試菌株を増やすことで、薬剤感受性分布を把握すると共に大腸菌も含めた乳房炎の簡易な診断法を確立する。
研究対象 乳用牛
専門 家畜衛生
部門
カテゴリ 飼育技術 耐性菌 防除 薬剤

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