牛の肝臓における潜在性疾病の検討

課題名 牛の肝臓における潜在性疾病の検討
研究機関名 島根県立家畜衛生研究所
研究期間 完H14~17
年度 2005
摘要 肉用牛のと畜検査成績で肝臓の廃棄率が高いことから、多くの牛が潜在的な内臓疾患を持っていることが推察される。特に肝疾患対策が生産性向上の1つのポイントになると考えられることから、肝臓を中心とした潜在性疾病の検索をするとともに経済的な影響に付いても調査しその対策を検討する。これまでの調査結果から肝臓病変は、特に胆道系の細菌感染と関連するとともに、肉質や肥育期間等経済性への影響および増体面での生産性にも関わりが深いことが認められた。また、肥育牛の経時的追跡調査(肝機能を中心とした検査と出荷時の病理組織検査)から肝臓では病変形成と修復が繰り返されていることが示唆された。また、生化学検査においては、濃厚飼料の増加とビタミンA不足時期にあたる約15か月齢以降において、ASTとLPS(エンドトキシン)が漸増し、病理組織所見および細菌分離成績を裏付ける成績であった。すなわち、ルーメン起因LPSの直接的かつ連続的な肝臓への負荷が示唆された。
研究対象 肉用牛
専門 家畜衛生
部門 牛
カテゴリ 飼育技術 出荷調整 肉牛

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