| 課題名 | 暖地型牧草を活用した牧養力向上技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
島根県立畜産技術センター |
| 研究分担 |
資源環境G |
| 研究期間 | 完H15~17 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 1 目的:暖地型牧草は高温や干ばつに強いのが特徴で、夏場の草量確保に有効で、長期的な草地の維持管理も比較的容易である。島根県では耐寒性の問題から普及していなかったが、温暖化と品種改良に伴い県内の山地放牧において利用可能となった。今後その利用範囲は広がると思われ、適正品種の選定及びより具体的な導入方法を検討し、牧養力向上を図る。 2 進行状況(結果概要): (1) 草種:海浜部ではセンチピードグラス及びカーペットグラス、平野部及び中山間部ではセンチピードグラスの被度が高かかったため各地域で選択的に草種を導入する。 (2) 導入方法:平坦地であれば播種法による草地造成が可能である。傾斜地についてはコスト低減のため、植芝法や苗移植法を採用する。中山間地域では生育期間を確保するため、他地域よりも早めの移植が望ましい。 (3) コスト:労働費を含めた導入コストは移植法が播種法に比べて5,000円/10a程度安くなった。 (4) 土壌成分:試験地の交換性塩基はいずれも高い値を示した。カリの含量が高いため、マグネシウム、カルシウムの吸収阻害が懸念された。新たに放牧地を造成する際には、土壌成分についても出来る限り把握することが望ましい。 (5) 飼料成分:飼料中のマグネシウム含量が低く、K/(Mg+Ca)はグラステタニーの発症が懸念される高い値となった。牧草中のミネラルバランスを保つため、苦土石灰施用が効果的であると考えられる。 (6) 導入後:本草種はいずれも芝型の草種であるため、ノシバと同様に導入後は雑灌木除去作業が必要。 |
| 研究対象 | 肉用牛 |
| 戦略 | 畜産 |
| 専門 | 飼養管理 |
| 部門 | 牛 |
| カテゴリ | 傾斜地 コスト 飼育技術 耐寒性 中山間地域 低コスト 肉牛 播種 品種 品種改良 |