家畜排せつ物の高圧通気方式による堆肥化技術の実証

課題名 家畜排せつ物の高圧通気方式による堆肥化技術の実証
研究機関名 島根県立畜産技術センター
研究分担 資源環境G
研究期間 継H17~18
年度 2005
摘要 1 目的:消費者および地域住民に受け入れられる環境保全のため、畜産農家に排せつ物の適正な処理が義務づけられ、施設整備は進んでいる。しかし、経営拡大の対応や堆肥の利用を促進する良質堆肥化は現在も大きな課題であり、効率のよい堆肥化技術が望まれている。通気は堆肥化速度を約30%速め、施設規模を2/3に縮小する効果がある。また、野外でシートで覆った排せつ物も通気すれば堆肥化が可能である。ところが、一般的な低圧通気方式は目詰まり等で機能しない例が多い。一方、高圧通気方式は確実な効果が期待されるが空気吐出量の制御が難しいため、実用的でなかった。当畜産技術センターは高圧空気を正確に吐出するノズルを開発(特許2件出願)、小規模用堆肥化装置はすでに完成し、普及の段階である。これを応用した中・大規模用の堆肥化機器を開発し、実証することを当研究は目的とする。
2 進行状況(結果概要):
 1)ノズルを牛床マットに取り付けるコネクターなど開発し、1枚のマットに60cm間隔でノズルを装着した「堆肥化エアマット」を12枚制作した。
 2)野外でマットを敷いた上に水分調整した生ふんを堆積し、シートで覆って通気をした。
3)通気の効果は実証できた。現在、通気性シートで覆って、効果を再確認する実験途中である。
研究対象 乳肉用牛
戦略 畜産
専門 飼養管理
部門
カテゴリ あま 経営管理 飼育技術 肉牛

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