課題名 |
ITを使った森林調査の効率化に関する研究 |
研究機関名 |
広島県立林業技術センター
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研究分担 |
森林環境部
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研究期間 |
継H15~19 |
年度 |
2005 |
摘要 |
[目的]すでにデジタル地理データが整備されている芸北町において,衛星リモートセンシングを使った高精度な植生図の作成技術の開発を行い,将来の全県を対象とした森林GIS導入に備える。[全体計画](1)植生,標高,傾斜,地質情報を搭載した森林現況図モデル版の作成 (2)衛星リモートセンシングによる,スギ,ヒノキ,マツ,常緑・落葉広葉樹,竹林の区分技術の開発 (3)森林現況図作成に必要な基盤技術の開発 (4)GPSを利用した簡易測量機器(ハード,ソフト)の開発[成果の概要(17年度)]GPS測量の林内における測位精度の低下現象を改善するため以下の調査実験を行った 。(1)運輸多目的衛星用衛星航法補強システム(MSAS)による,DGPS補正情報の試験電波の取得を試みたが、林内での受信は困難な事が判明した。(2)高感度受信機を使うと、取得衛星数が大幅に増加し、今まで困難であった林分でも測位が可能であったが、測位精度にはバラツキがあった。(3)方位と歩測の自動計測により測位するセンサの測位精度を検証し、平坦地では良好な結果が得られることを明らかにした。
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戦略 |
森林・林業・木材産業
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専門 |
経営・管理
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カテゴリ |
経営管理
傾斜地
GPS
自動計測
リモートセンシング
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