課題名 |
地域特産用鶏の効率的飼養管理技術(2)有機畜産物JASに適合する地域特産鶏飼育技術の確立 |
研究機関名 |
福岡県農業総合試験場
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研究分担 |
家畜部家きんチーム
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研究期間 |
継H17~19 |
年度 |
2005 |
摘要 |
有機畜産物JAS規格が2005年度から施行され、県産銘柄鶏の有機化への要望が高まっている。有機畜産物JAS基準では、飼育密度は1/2以下となり、飼料は有機栽培品に限定され、抗菌剤は基本的に禁止される。過去に、慣行鶏舎で無薬飼育を試験した事例はあるが、有機畜産物JASの複合的条件の下で、産肉成績および消化器疾病防除を含めた技術ポイントについて検討された例は無い。そこで、同基準下で効率的に県産銘柄鶏を育成する技術を明らかにするため試験を実施した。有機飼育条件では育成中期の発育に低温感作と思われる低下傾向が見られたが、仕上がり体重は同等であった。また、有機飼育区の可食内臓比率が増加した。18年度以降は育成中期の発育低下の打開策について検討すると共に、無薬化の影響とコクシ数等の推移、鶏のストレス変化について引き続き検討する。
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研究対象 |
鶏
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専門 |
飼養管理
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部門 |
鶏
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カテゴリ |
有機栽培
有機農産物
飼育技術
鶏
防除
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