課題名 |
カーネーション生産の低コスト化を目指した多年切り栽培技術の開発 |
研究機関名 |
佐賀県農業試験研究センター
|
研究分担 |
花き
|
研究期間 |
継H14~18 |
年度 |
2005 |
摘要 |
(目的・背景)カーネーションをはじめとする花き経営では、市場価格の低迷、種苗許諾料等や苗の自殖制限に伴う種苗費の増加等が経営を圧迫しており、経営転換を余儀なくされており生産者もいる。そのため、より低コスト生産が可能な技術開発が望まれている。カーネーションの現行栽培では、毎年改植するが、ほとんどの実用品種ではパテントがあり、改植用苗の自家増殖ができないため、多額の種苗費がかかり、経営圧迫の要因となっている。また、年1回の改植に伴う労力が多大であり、高コストで多労を要する栽培体系となっている。これらを解消し、低コスト栽培を実現するには、抜本的技術開発の必要がある。そこで、前年度に栽植した株を用い、土耕栽培における多年切り栽培技術確立に必要な整枝法、肥培管理、環境制御技術等について検討する。 (期待される効果)1.毎年改植を行わないため、購入した種苗の複数年利用が可能となり、種苗費が軽減できる。2.毎年の後片づけや畦たて、定植、植替え労力が省力化でき、周到な栽培管理や規模拡大が可能となる。
|
研究対象 |
カーネーション
|
専門 |
栽培生理
|
部門 |
花き
|
カテゴリ |
カーネーション
改植
環境制御
規模拡大
経営管理
コスト
栽培技術
栽培体系
省力化
低コスト
低コスト栽培
肥培管理
品種
|