課題名 | 赤かび病による麦の毒素汚染防止技術の確立 |
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研究機関名 |
熊本県農業研究センター |
研究分担 |
環境保全研 |
研究期間 | 継H15~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 赤かび病被害の程度と毒素生成及び農薬の効果を明らかにすることによりデオキシニバレノール(以下DON)基準に対応した生産現場での判断基準を確立することを目的として、簡易測定法であるELISA法について検討した結果、機器分析法値と高い相関が認められ、酵素免疫測定法であるELISA法の有効性が確認された。また、赤かび病の被害度とDON量との相関は認められなかった。篩別や比重選別等による被害粒の除去はDONの含量を十分に低下させることができず、選別のみでの基準値の達成は困難であった。フレコン保管中の小麦ではDONが増加する可能性があることが示唆された。今後は、収穫後の温度変化とDON量との関係や選別方法の検討を行う予定である。 |
研究対象 | 小麦 |
専門 | 病害虫 |
部門 | 麦 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 簡易測定 小麦 農薬 |