課題名 |
環境負荷物質の動態解明 |
研究機関名 |
鹿児島県農業試験場
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研究分担 |
大隅・土壌改良
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研究期間 |
完H11~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
1.試験研究の概要:南九州畑作地帯における環境負荷物質,主に硝酸性窒素による地下水汚染防止に向けた技術開発を行う。(i)シラス台地周縁水系の水質実態(モニタリング調査) (ii)畑作における窒素収支の解明と収支改善技術確立2.試験研究の成果:(1)調査フィールドである笠野原台地および鹿屋原台地周辺の水質に関係すると考えられる地質,地形条件および窒素の発生状況を整理した。(2)台地周縁の湧水,井水,河川水の水質実態(39地点)を調査した。湧水,河川水については硝酸性窒素濃度の高い地点が一部に見られた。(3)硝酸性窒素の高い要因について,安定同位体比の分析結果および負荷の変遷から推定した。笠野原台地では畜産,鹿屋原では施肥の要因が大きいと考えられた。(4)簡易ライシメータを用いて,キャベツ-カンショ体系での窒素流出特性をもとめ,その体系での窒素収支改善のための方向性をまとめた。問題点を摘出した。
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研究対象 |
共通
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専門 |
土壌肥料
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部門 |
共通
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カテゴリ |
肥料
かんしょ
キャベツ
施肥
土壌管理技術
モニタリング
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