課題名 |
奄美地域における主要切り花類の新生産技術の確立 |
研究機関名 |
鹿児島県農業試験場
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研究分担 |
徳之島支場
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研究期間 |
完H13~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
(目的)キクおよびソリダゴなどの収益性向上や生産安定のために新品種の導入やその品種に適合する栽培管理技術の開発を行い,奄美地域の主要切り花の生産及び収益性の拡大を図る。(成果)花き部で育成された電照抑制が可能で耐暑性のある小ギク6品種,スプレーギク11品種について,季咲,電照抑制栽培の2作型について奄美地域での適応性を検討した。季咲は小ギクが4月下旬から,スプレーギクが4月下旬からの開花であった。ソリダゴの暗期中断時間の違いが切花品質に及ぼす影響を検討した。冬から春にかけて定植・台刈りする作型は伸びが良く,1~2時間程度の電照が必要である。夏に定植・台刈りする作型は伸びが悪く,少しでも伸ばすために,電照時間を長く4~5時間以上必要である。また,台風後の台刈り時期をずらすことが,その後の生育,切り花品質に及ぼす影響について検討した結果,塩害後の台刈り時期を遅らせることにより収穫日も遅れ,収穫分散につながることが確認された。
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研究対象 |
キク,ソリダゴ
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専門 |
栽培生理
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部門 |
花き
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カテゴリ |
きく
栽培技術
新品種
ソリダゴ
耐暑性
品種
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