課題名 |
小豆ポリフェノール含量の非破壊測定技術の確立 |
研究機関名 |
北海道立中央農業試験場
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研究分担 |
基盤・農産品質
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研究期間 |
完H17~18 |
年度 |
2006 |
摘要 |
目的:フーリエ変換型近赤外分析計を用いた小豆ポリフェノール含量の非破壊測定法について検討する。計画:(i)光センサーによるスペクトルデータの測定 (ii)小豆ポリフェノール含量に関する検量線の作成。成果:(i)既往の成果(平成15年度農業試験会議、指導参考事項)においてインフラライザー500型を用いて作成された検量線を、今回用いた装置(NIRLab N-200型)に移設したところ、予測標準誤差(SEP)は44.4mg/100gであり既存の検量線とほぼ同等の推定精度であった。(ii)栽培年次の異なる試料のスペクトルデータをNIRLab N-200型で取得し、移設した検量線の適合性について検討したところ、SEPは73.5mg/100gであり推定精度は低かった。(iii)NIRLab N-200型で取得したスペクトルデータを用いて検量線を作成し直したところ、SEPが22.6mg/100gと精度の高い検量線が得られた。
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カテゴリ |
近赤外分析
測定技術
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