極良食味米の開発促進

課題名 極良食味米の開発促進
研究機関名 北海道立上川農業試験場
研究分担 水稲科
研究期間 継H16~20
年度 2006
摘要 Pb1を保有する41系統を系統養成、耐冷性およびいもち病検定試験に供試した。出穂期には系統間差が見られたが。いもち病抵抗性を調査した結果、穂いもちでやや強の系統が7あり、耐冷性が原品種よりも強い系統が見られた。 また、穂いもち圃場抵抗性をもった「ほしのゆめ」の戻し交配系統は、検定圃ではやや強の系統があるが、ビニールハウスにていもち病を多発生させた場合には、抵抗性遺伝子の効果はあまりなく、葉いもち病に対する抵抗性も併せて持つ必要があると推定された。冷水検定試験の結果,2005,2006年の上系04501の稔実率は2ヶ年ともに両親間に明らかな差があり、上系04501の耐冷性極強を確認できた. RILsの稔実率は10~80% (2005年),18~83% (2006年)と連続的で、幅広い変異を示した.多型が得られた33マーカーを用いて連鎖解析をした結果,第1染色体で約160cM,第2染色体で約140cMそして第4染色体で約140cMをカバーする連鎖地図を構築できた.これら連鎖地図をもとにインターバルマッピングを行った結果、LOD曲線のピーク位置は年次にかかわらず第1,第2染色体とも同一のマーカー間で検出された。極良食味に関する交配数は54であった、生予の材料を穀粒判定機により玄米外観品質(粒厚、粒形、着色等)を判定した。低アミロース系統である上育453号のタンパク質含有率は16%であり、タンパク質含有率 は6.7%であった。生育調査の結果上育453号の熟期は「ほしのゆめ」並であり、収量は「ほしのゆめ」より多収であった。また、生産力本試験から1系統良好な結果であったため、極良食味系統として上育458号として新配布予定である。γ線照射後代ではタンパク質含有率が「ななつぼし」で6.04%(原品種6.35%)、EMS処理後代では5.82%、「大地の星」で5.98%(原品種6.53%)の個体が出現した。アミロース含有率は16-20%程度変異が見られた。
カテゴリ いもち病 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 良食味

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