「ぱぴりか」等のとうもろこし早生品種を用いた狭畦露地栽培法の開発と安定栽培地域区分の策定(えさプロ)

課題名 「ぱぴりか」等のとうもろこし早生品種を用いた狭畦露地栽培法の開発と安定栽培地域区分の策定(えさプロ)
研究機関名 北海道立根釧農業試験場
研究分担 作物科
研究期間 新H18~22
年度 2006
摘要 目的:寒冷寡照な根釧地域では、とうもろこし栽培面積の拡大には安定多収技術の確立が必要である。現在の北海道優良品種の中では最も耐冷性に優れると考えられるものの、耐倒伏性、収量性が他の流通品種等と比べ十分でない、新品種「ぱぴりか」の長所を最大限活用し、早生の早とうもろこしの安定栽培技術を開発する。さらに各地の気温・地形等の解析や試験栽培を通じ、安定栽培法の普及限界地域を示す。成果:1)狭畦交互条播栽培法の検討 (1)「ぱぴりか」と他早生品種との狭畦交互条播栽培における交互総体収量は、「ぱぴりか」の狭畦単植栽培より多収であった。ただし、「ぱぴりか」の総体乾物率は、狭畦交互条播栽培で狭畦単植栽培より低い傾向であり、交互条播の相手品種による被圧が示唆された。(2)「ぱぴりか」の栽培法間の倒伏程度の差については、本年は収穫直前に台風並みの強風にあたったため、全ての処理区でほぼ全倒伏し、検討できなかった。(3)「ぱぴりか」の抽糸期頃における地際相対照度は、「ぱぴりか」と「39B29」の狭畦交互条播栽培ではおよそ14%(8月18日頃)であったが、「ぱぴりか」の慣行畦幅単植栽培では、およそ25%(8月15日)であった。2)安定栽培地域マップ策定基礎データの収集 (1)各地に設置したサーモクロンのデータ(補正済み)より、各地の6月1日から9月30日までの単純積算気温を得た。これらは、各地の経験的な特徴に合致していたが、設置環境による誤差を含んでいると考えられた。また、各設置地点の緯度経度、標高を、地形図により調査・整備した。(2)補正したサーモクロンおよび狭畦単植条件の各現地、場内の調査結果より、各品種の出葉速度(調査間隔内に葉数が直線的に増加した7月中旬から8月上旬まで)および播種期から収穫期までの単純積算気温と総体乾物率による1次回帰式を暫定的に算出した。
カテゴリ 安定栽培技術 安定多収技術 新品種 とうもろこし 播種 品種

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