課題名 | 3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1) 無農薬・無化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 無農薬農産物栽培技術の確立 ア 病害防除技術の確立 ア) 温湯種子消毒による病害防除 (ア)温湯処理による発芽への影響 |
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研究機関名 |
青森県農林総合研究センター |
研究分担 |
病害虫防除室 |
研究期間 | 完H16~18 |
年度 | 2006 |
摘要 | 目的:温湯浸漬による種子消毒法は,化学農薬による種子消毒に比べ,農薬が不要,廃液処理の問題がない等の利点がある。一方,品種により発芽率への影響が異なる,塩水選後の可能放置時間,割れ籾,冷害年種子との関係など,検討すべき点が多々ある。ここでは,それらについて検討し,本県における温湯処理による種子消毒法の適用について検討した。 成果:つがるロマンとゆめあかりとでは,同じ割籾率であっても,後者の方が温湯処理による発芽障害を受けやすかった。この原因は不明であるが,平成15年は冷害年であり,つがるロマンに比べ,ゆめあかりがよりその影響を受けていたことが考えられる。冷害年の種子で温湯処理を行う場合は事前に温湯処理後の発芽率を確認しておく必要があると考えられた。 |
カテゴリ | 肥料 病害虫 有機農産物 栽培技術 種子消毒 水稲 凍害 農薬 品種 防除 |