にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発 (1)新品種開発に向けた育種素材の探索 イ.交配育種のための花芽形成等を誘導する環境要因の解明 (イ)花芽形成に及ぼす珠芽除去効果の確認

課題名 にんにく病害虫抵抗性品種育成技術の開発 (1)新品種開発に向けた育種素材の探索 イ.交配育種のための花芽形成等を誘導する環境要因の解明 (イ)花芽形成に及ぼす珠芽除去効果の確認
研究機関名 青森県農林総合研究センター畑作園芸試験場
研究分担 作物改良・病害虫防除
研究期間 継H17~20
年度 2006
摘要 目的:にんにくは極一部の品種を除き自然条件下では種子繁殖しないため、交配育種が不可能な作物である。しかし、予備試験の結果、伸長した花茎(とう)内の珠芽を除去することにより花芽形成が促進し、葯の形成、子房の肥大等が促進される場合も観察された。そこで、花茎内に未熟な花芽を生じる数種の品種について、珠芽除去による花芽の生育状況や花粉の稔性、子房の成熟状況等を観察し、子房培養による植物体育成の可能性を検討する。
成果:花茎が抽だいして伸長した後には、花茎内部ではすでに珠芽と花芽が形成され、花芽には葯や柱頭の基も確認できた。品種間差はなかった。珠芽を除去する場合、作業のし易さと花芽の充実歩合から判断すると、珠芽が3mm程度になった時期に除去することが望ましいと思われた。珠芽が5mm以上肥大した頃までになると養水分の競合により、花はしおれて枯死した。
カテゴリ 育種 害虫 新品種 抵抗性品種 にんにく 繁殖性改善 品種

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