課題名 | 畑作物・野菜の栽培試験 (3)にんにく萌芽抑制技術確立試験 ウ.長期貯蔵後の高温処理による障害発生時期 |
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研究機関名 |
青森県農林総合研究センター畑作園芸試験場 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 継H17~19 |
年度 | 2006 |
摘要 | 目的:-2℃の低温庫に貯蔵されたにんにくについて、2月以降に出庫し乾熱処理した場合の障害球の発生推移を明らかにする。 成果:乾熱処理前の萌芽程度は0.28で、その後の芽の伸長は処理23日後まで進まなかったが、処理29日後にはやや進んだ。一方、根長は処理前が0.5mmで、その後の根の伸長は処理29日後まで進まなかった。障害は、乾熱処理9日後~29日後のいずれの調査日でも発生した。障害球率は23.3~53.3%で、障害別では9日後~23日後には重度障害の透明化が多く、29日後では透明化だけでなく多種類の軽度障害が発生した。従って、区間差は大きいが、重度障害の透明化は早期に発生し、芽の萎れ、発根部陥没等の軽度障害は4週間程度経過して発生するものと考えられた。 |
カテゴリ | 長期保存・貯蔵 にんにく |