課題名 |
5.アスパラガスの株養成・促成一貫栽培技術の確立 ア.育苗技術 イ.根株養成畑の管理 ウ.生育量の推定法 エ.促成技術 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場
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研究分担 |
野菜花き研究科
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研究期間 |
継H17~19 |
年度 |
2006 |
摘要 |
露地の株養成・掘り上げハウス促成による冬期収穫技術の高位安定化を目指す。そのため、収量を根株重、促成効率、商品率の構成要素に分解し、各項目に目標をたてて研究開発を行う。目標商品収量は320kg/10aとする。ア 育苗技術:夏播種秋植え区は、2月下旬播種5月植え区(対照)より根株重が増大したが、促成効率が低いため促成収量が低下した。夏播種5月植え区は対照区より根株重が軽くなり、促成収量も低かった。イ 根株養成畑の管理:肥料は、基肥に7月から8月に肥効が発現する被覆肥料を配合し、慣行の追肥体系と同量の窒素量を全面全量基肥施肥すると、慣行区並の根株重が得られ、促成収量は慣行区と同等か優る傾向であった。ウ 生育量の推定:養成畑で9月上旬に窒素追肥有無の処理を行った。その後の葉色や根株重の推移と掘り上げ時期別の促成収量の関係を検討中である。エ 促成技術:11月中旬に掘り上げた根株を用い、伏せ込み床の温度管理、覆土の厚さ、覆土の種類について、食味との関連で検討中である。
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カテゴリ |
肥料
アスパラガス
育苗
温度管理
栽培技術
施肥
播種
良食味
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