6.ハウス栽培小なすの栽培手法の確立 ア.地上部からの葉面積制御技術 イ.実需者との連携による果実品質の評価

課題名 6.ハウス栽培小なすの栽培手法の確立 ア.地上部からの葉面積制御技術 イ.実需者との連携による果実品質の評価
研究機関名 山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場
研究分担 野菜花き研究科
研究期間 完H16~18
年度 2006
摘要  ハウス小なすの栽培技術について、ハウス栽培での過繁茂を制御し、省力・高品質生産を実現するための草勢制御技術(訪花昆虫利用、単為結果性ナス)の検討と、果実の品質評価法を確立する。ア ミツバチの利用と葉面積制御技術:着果促進のためのミツバチの利用は、着果率、A品果率ともにホルモン処理と同等に有効で、a当たり着果促進処理作業が大幅に削減できた。台木品種によっては、繁茂しやすく、摘葉等の作業がやや劣る可能性が示唆された。イ 単為結果ナス:単為結果性品種「あのみのり」の栽培に適した栽植様式を検討を行った。2条千鳥植え、仕立て本数2本とし、1果重を40g程度で収穫することにより、「真仙中長」以上の収量が得られた。ウ 実需者との連携による果実品質の評価:ミツバチを利用した果実は、ホルモン処理果実と比較して、花落ちが良く、着色が良好で、果実硬度は同等だった。外観形質は、果実先端部がわずかに丸みを帯び、細長くなる傾向があった。浅漬けにした場合の食味は、ホルモン処理果実と同等であったが、穂木品種によって果実硬度に差が見られるため、加工の際には留意する必要があると考えられた。
カテゴリ 加工 栽培技術 台木 単為結果 なす 評価法 品種 ミツバチ 良食味

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