課題名 |
9.消費者に好まれる果樹の減農薬生産方式・商品の開発 ア.ハウスおうとうにおける減農薬栽培技術の開発 イ.露地おうとうにおける減農薬栽培技術の開発 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場
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研究分担 |
園芸環境研究科
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研究期間 |
継H15~19 |
年度 |
2006 |
摘要 |
生物農薬等新農薬の活用や防除間隔の拡大、病害虫の発生状況に応じた防除等により作型ごとの合理的な減農薬栽培体系の確立を図る。ア、ハウスおうとうにおける減農薬栽培技術の開発:ハウスおうとうでの導入天敵利用ハダニ防除については、満開10,20日後にチリカブリダニを放飼すると7月中旬頃までハダニを低密度に抑えた。また、防除技術の現地実証では、殺菌剤について慣行より3割程度削減した体系が可能との結果がえられた。イ、露地おうとうにおける減農薬栽培技術の開発:露地おうとうのオウトウショウジョウバエの発生要因解明については、各種誘引源に誘引されるショウジョウバエ類を調査したが効率的な予察に結びつかなかった。また、ショウジョウバエに対する薬剤の残効期間は、合成ピレ剤は概ね10日、ネオニコ剤で7日間の効果が期待できる。灰星病防除について、2~3週間間隔での防除が可能となるような薬剤の検索をおこない数剤について成果が得られた。
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カテゴリ |
病害虫
おうとう
害虫
栽培技術
栽培体系
天敵利用
農薬
発生要因分析
防除
薬剤
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