国産飼料を活用した牛肉生産技術の確立及び畜産の多面的機能の解明

課題名 国産飼料を活用した牛肉生産技術の確立及び畜産の多面的機能の解明
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 畜産研究所
研究期間 新H18~22
年度 2006
摘要 目的:肥育牛生産全期間において、自給飼料で代替可能な部分を検討し、あわせて消費者動向についての調査をおこない、国産飼料の給与割合が高く、消費者から注目される牛肉の生産方式を確立する。結果:肥育仕上げ期において、圧ぺん大麦の代替としてイネソフトグレインサイレージ(イネSGS)と圧ぺんモミを給与し枝肉への影響を調査した。沼尻分場産黒毛和種去勢牛4頭(いずれも「景東」産子)の出荷前3カ月間(生後26~28ヵ月)、慣行法で給与する圧ぺん大麦をTDN換算しイネSGSで代替(2頭)、圧ぺんモミで代替(2頭)給与した。慣行法では出荷前3ヵ月間のうち1ヵ月間は配合飼料8kg+圧ぺん大麦1kg、後の2カ月間は配合飼料7kg+圧ぺん大麦2kg給与するところ、代替量は現物で圧ぺん大麦1kgに対しイネSGS1.7kg、圧ぺんモミ1.0kgとした。濃厚飼料摂取割合は、イネSGS給与区は約8割、圧ぺんモミ給与区はほぼ全量摂取した。発育は出荷時体重でイネSGS区744kg、812kg、圧ぺんモミ区758kg、832kgと良好で差は無いものと思われた。枝肉成績は、枝肉重量がイネSGS区485kg、545kg、圧ぺんモミ区494kg、539kg。BMSがイネSGS区 No.4、No.9、圧ぺんモミ区No.8、No.9。キメと締まりで1頭格付けの低い個体がいたが、飼料による差は無いものと思われた。イネSGS及び圧ぺんモミは黒毛和種肥育用の濃厚飼料代替飼料として利用可能であることが示唆された。
カテゴリ 大麦 出荷調整

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