バイオマス作物を中心とした景観維持・農地保全型輪作モデルの開発

課題名 バイオマス作物を中心とした景観維持・農地保全型輪作モデルの開発
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 企画経営部
作物園芸部
研究期間 新H18~22
年度 2006
摘要 目的:油糧作物から得られるバイオディーゼル燃料、家畜排泄物等を活用した低エネルギー投入型の油糧作物栽培技術を検討し、また、個々の技術を組み立てた生産技術実証を現地において検討する。さらに、油糧作物の評価、導入作物の農地保全・農地利用、景観形成効果の評価を行い、地域の農地や担い手、集落営農の導入を考慮した輪作体系モデルを提示する。結果:バイオディーゼル燃料利用者の発掘と油糧作物の栽培実態について県内7カ所を調査した。主産物としてのナタネは経済的に不利なため、転作関係の助成金や栽培振興補助金等に依存している。結果、これらの外部環境の変化で栽培面積が変動していた。また、農業者ではバイオディーゼル燃料に対する認識は総じて低かった。また、バイオディーゼル燃料の利用者は現在のところ油糧作物の栽培を行う考えはなく、環境保全に対する運動の一つという位置づけであった。バイオディーゼル燃料の利用法では、BDF混合灯油での燃焼温度はやや低く、未燃焼がみられたため、燃焼法の改善が必要であった。ヒマワリ立毛のコンバイン収穫は可能であったが、子実損失が大きく、コンバインの設定変更が必要とみられた。バイオディーゼル燃料を利用したヒマワリ栽培でのCO2排出量を試算した結果、慣行栽培より12%削減できた。油糧作物の栽培では、ヒマワリ-ナタネ-ヒマワリの2年3作体系について検討している。ナタネ後作のヒマワリでは、播種が8月になると子実収量が低く有用ではないため、播種期を早める必要があった。また、同作のヒマワリで除草剤を用いない機械的除草について検討したところ、中耕培土1回で約80%の除草効果が得られた。
カテゴリ 病害虫 栽培技術 除草 除草剤 なたね 播種 ひまわり 輪作 輪作体系

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