やませ気象下の水稲生育・被害予測モデルと冷害回避技術の開発

課題名 やませ気象下の水稲生育・被害予測モデルと冷害回避技術の開発
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 生産環境部
浜地域研究所
研究期間 継H16~18
年度 2006
摘要 目的:冷害監視モデルの高度化を主として、冷害の回避技術を開発する。結果:1)水稲生育・予測モデルは、移植栽培が東北農研センターが作成したパラメトリックモデル、乾田直播栽培は(独)農業技術研究機構の対話型ノンパラメトリックDVR法によりモデルを作成した。過去の冷害年次(1980、1981、1988、1993、2003)において、乾田直播栽培では冷害を回避できるかについて検討した。障害不稔は、「あきたこまち」が1980年と2003年の一部の播種期で発生する可能性があり、「ひとめぼれ」は何れの年次でも発生しないという結果が得られた。また、出穂遅延による登熟不良については、被害を受けなかった播種日は「あきたこまち」が1988年の5月2日、2003年5月5日まで、「ひとめぼれ」は2003年の4月17日までであった。これ以外の年次・播種日では、出穂後の登熟温度が不足し登熟不良になると判断した。(2)病斑発現後の積算気温が葉いもちの病斑胞子形成能に及ぼす影響を検討した結果、冷温条件では、葉いもち病斑は長期間高い胞子形成能を維持した。このため、冷害年には、上位葉にいもち病の発生が見られなくても、下位葉にいもち病の発生が認められる場合、穂いもちが多発すると考えられた。
カテゴリ いもち病 乾田直播 水稲 生育予測 凍害 播種

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