課題名 |
ヘルシー鶏肉生産技術確立試験 |
研究機関名 |
茨城県畜産センター養鶏研究室
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研究分担 |
養鶏研究室
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研究期間 |
完H17~18 |
年度 |
2006 |
摘要 |
目的:エネルギー源及び蛋白質源として肉用鶏飼料に含まれている動物性原材料(魚粉,動物性油脂等)の代わりに植物性原材料(脱脂大豆粕,植物性油脂等)で代替えすることにより,鶏肉中のコレステロール含量等への影響を検討し,低コレステロール鶏肉の生産技術を確立する。方法:筑波地鶏を用い,開放式平飼い鶏舎(10羽/m2/以下,48羽/区)で飼育した。試験区は植物性油脂の大豆油,パーム油,パームステアリン油を各5%添加した飼料を,対照区は動物性油脂を5%添加した飼料を平成18年6月6日(28日齢)から7月31日(83日齢)まで給与した。試験区と対照区の給与飼料のME(3.23Mcal)とCP(20.0%)は,同程度に設定した。調査項目は,鶏肉中のコレステロール含量,肉の理化学性,増体重,飼料要求率,経済性等とした。成果:筑波地鶏を用いて肥育試験を行った結果,試験区の飼料を給与した鶏の肉中のコレステロール含量は,対照区の飼料を給与したものと同程度か少ない傾向を示した。肉の理化学性(ph)は試験区(大豆油区,パーム油区)が有為(1%)に低下した。
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カテゴリ |
大豆
大豆粕
鶏
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