2　生産性向上技術の開発　(3)施設、装置、機械等を活用した省力・快適な園芸作物の生産技術の確立　(ii)果樹の根圏制御栽培技術の確立　ウ．毛管給水による根圏制御栽培技術の開発

• 研究機関名: 栃木県農業試験場
• 研究分担: 果樹研究室
• 研究期間: 完H13～18
• 年度: 2006
• 摘要: 目的：毛管給水装置を用いた養水分管理技術を開発し、低コスト高品質多収となる栽培技術を確立する。成果：なしの毛管吸水による根圏制御栽培は、樹間1m列間2m着果量を15果／m2にすることでドリップ方式並の5kg／m2の収量を得ることができた。なお、毛管吸水によるかん水方式にすることで、ドリップ方式より経費が約40％減らすことが可能となった。また、ぶどうの毛管吸水による根圏制御栽培は、かん水管理による生育調節が困難なのでぶどう栽培には適していないと判断した。
• カテゴリ: 管理技術 根圏制御 栽培技術 低コスト ぶどう 水管理