主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発

課題名 主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発
研究機関名 群馬県農業技術センター
研究分担 土壌環境G
研究期間 継H15~19
年度 2006
摘要 目的:Codex委員会で食品中カドミウム(Cd)濃度の国際基準値を検討し、2006年7月までに多くの食品中の基準値が採択された。一方、基準値に関わらず健康のためには食品から摂取するCdを減らすことは重要であり、いずれの農作物についてもCd吸収低減化技術を開発することは重要である。しかし、水稲については水管理を中心とした技術が確立している一方、コムギ等畑作物については実用的なCd吸収低減化技術が確立していない。そこで畑作物を中心にCd吸収の品種特性、栽培条件とCd吸収量等を検討し、農作物のCd吸収低減技術を開発する。目標達成状況:1.2004年産試験では51品種・系統(以下品種)、2005年産試験では103品種、2006産試験では104品種のコムギの子実中カドミウム(以下Cd)濃度の品種間差を明らかにし、3カ年の年次相関からその品種間差は遺伝的要因によることが示唆された。これらのことを、3カ年供試した51品種のデータを元に成果情報にとりまとめた。2.子実中Cd濃度は、亜鉛(以下Zn)濃度と相関が高く、銅(以下Cu)とは低かった。3.子実中Cd濃度とワラ中Cd濃度には、全体として相関関係があったが、ワラ/子実比は2~9程度で、バラツキもでみられた。
カテゴリ 管理技術 栽培条件 水稲 品種 水管理

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