ネットハウス利用及びハウス内環境制御技術の体系化による減農薬生産技術　1　害虫の発生を防ぐ耕種的防除技術の開発

• 研究機関名: 群馬県農業技術センター
• 研究分担: 野菜Ｇ
• 研究期間: 継H17～19
• 年度: 2006
• 摘要: 目的：施設果菜類の栽培は、高温・多湿条件のハウス内での栽培であり、気象条件の変動を受けやすく、また病害虫の発生も多い。一方、消費者の食に対する安全・安心への関心は高く、減化学農薬生産技術の確立が急務となっている。そこで、ハウス栽培の果菜類について、防虫ネットの効果的な使用とハウス内環境制御により、農薬の使用を月1～2薬剤（品目により異なる）に抑える耕種的な病害虫防除の体系化技術を開発する。促成トマト栽培において害虫の進入・発生を抑制する防虫ネットの利用方法を開発する。目標達成状況：・ハウス内へのコナジラミ類の侵入抑制に は、ハウスの換気部（天窓、サイド）や出入り口を、0.4mm目合いの防虫ネットで被覆 （循環扇使用）することが有効であることを明らかにし、普及に移した。
• カテゴリ: 病害虫 害虫 環境制御 トマト 農薬 病害虫防除 防除 薬剤