4 環境に配慮した農業生産技術の開発 (1)生ごみコンポストの利用技術の検討

課題名 4 環境に配慮した農業生産技術の開発 (1)生ごみコンポストの利用技術の検討
研究機関名 東京都小笠原亜熱帯農業センター
研究分担 東京都小笠原亜熱帯農業センター
研究期間 継H14~17
年度 2006
摘要 目的:畜産指導所において平成15年度より製造されている,母島で発生する生ごみを活用した牛ふん生ごみ混合堆肥について,性質や成分を把握し,施用方法を確立する。成果:(i)本年度は土壌中での分解特性と作物栽培での影響を調査した。(ii)土壌中での分解は生ごみ混合比率が上昇すると炭素の分解が速くなった。牛ふん単独堆肥や市販の牛ふん木質系堆肥に比べ窒素の肥効は高いが,消耗が速く土壌を膨軟にする効果は低下した。(iii)コマツナ発芽試験では,土壌に75%以上混合すると著しく発芽が阻害されるが,土壌に25%程度混合しても植物の発芽や初期生育に影響がみられなかった。(iv)パッションフルーツ大鉢栽培では,1回の作付であれば2000kg/10a施用しても土壌や作物に影響はなかった。(v)成分含有量や作付体系などを考慮に入れると,1作あたりの施用量は500kg~1000kg/10a程度が望ましいと考えられる。また連続した多量施用は望ましくない。
カテゴリ こまつな パッションフルーツ

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