5 小笠原諸島固有植物等遺伝資源の保護 (2)小笠原諸島固有植物等遺伝資源の保護 (ii)小笠原におけるフタテンミドリヒメヨコバイの発生確認とその被害

課題名 5 小笠原諸島固有植物等遺伝資源の保護 (2)小笠原諸島固有植物等遺伝資源の保護 (ii)小笠原におけるフタテンミドリヒメヨコバイの発生確認とその被害
研究機関名 東京都小笠原亜熱帯農業センター
研究分担 東京都小笠原亜熱帯農業センター
研究期間 新H17~21
年度 2006
摘要 目的:父島と母島において,フタテンミドリヒメヨコバイによるオクラ,ハイビスカスおよびナスの被害がみられたため,発生状況の調査,接種および薬剤防除試験を行った。成果:1)症状;いずれも葉が上方にカップ状に巻き上がり,黄化・萎縮する。生育が鈍化し,ナス,オクラでは収量の低下がみられる。本虫は生息密度に差はあったものの,ハイビスカス植栽地全域で分布が確認された。なお,オオハマボウおよびテリハハマボウには異常はなく,本虫の寄生も確認できなかった。2)接種試験;ハイビスカス,オクラ,ナス,トマト苗に接種したところ,トマト以外の植物で野外での症状が再現された。3)薬剤防除試験;アセフェート(オルトラン)水和剤1,000倍液の散布により,散布14日後まで防除価100を示し,その後の展開葉には黄化・萎縮症状は見られなかった。
カテゴリ 遺伝資源 オクラ トマト なす ハイビスカス 防除 薬剤

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