地域資源を活用した新特産品目の開発及び加工適正評価と機能性の解析

課題名 地域資源を活用した新特産品目の開発及び加工適正評価と機能性の解析
研究機関名 新潟県農業総合研究所中山間地農業技術センター
研究分担 高農技
佐渡農技
食研
研究期間 継H17~19
年度 2006
摘要 (1)ウルイの促成栽培のため株の肥大特性や遮光方法を検討した。その結果、ウルイの重量や着芽数は降雪前まで増加している。また遮光方法を変えることで形態が異なるウルイを生産することが可能である。(2)フキノトウ成園化のため利用する地下茎の部位や大きさについて検討した。その結果、先端部や茎径の太い地下茎を利用し、150g/m2播種することが望ましい。(3)フキノトの1~2月出荷のため堀上げ時期や貯蔵温度、貯蔵株重について検討した。その結果、11月下旬から12月中旬に堀り常温から5℃で貯蔵し、10~50gで貯蔵する方法が良いと思われる。(4)ソバのつなぎや笹団子に入れるオヤマボクチについて、長期栽培するための収穫方法と追肥の検討を行った。その結果、慣行の3回収穫より2回収穫の方が収量が2割程度減るが地下部の充実が図られた。2回収穫で全刈りすると収量が多くなるが株の消耗が激しかった。オヤマボクチの省力化のため直播き栽培を検討した。秋施肥マルチしたところに前年秋及び消雪直後播種することで、慣行の5月定植苗と同等以上の生育を確保することが可能であった。(5)ウワバミソウの露地栽培について検討した。その結果、遮光率80%~40%の資材を被覆し、草丈30cmから40cmで収穫することで高品質なものが収穫できる。また、草丈30cmから40cmで遮光率80%及び40%の資材を組み合わせると、収穫期間を10日以上拡大することが可能である。
カテゴリ 加工 機能性 栽培技術 出荷調整 省力化 施肥 そば 播種 ふき ふきのとう

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