課題名 | スギ雄性不稔の品種改良と大量生産技術の確立 |
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研究機関名 |
新潟県森林研究所 |
研究分担 |
森林・林業技術課 |
研究期間 | 完H16~18 |
年度 | 2006 |
摘要 | スギ花粉症が社会問題となっているため、花粉の少ない新品種開発と栽培技術の確立が必要である。雄性不稔スギ品種の開発を進めるに当たり、既存母材料の富山不稔個体と新大1不稔個体のみでは近交弱勢の遺伝的弊害が問題となる。本調査研究では両不稔個体と同じ不稔遺伝子を、ヘテロで保有する精英樹を探索するとともに、既存F1苗を材料に雄性不稔個体を作出した。F1の人工交配によるF2から雄性不稔個体選抜の一次検定、二次検定を進めた。ヘテロ遺伝子の探索に用いたF1苗は、形態・成長が良好な個体を各家系から3~5本を選抜し、雄性不稔品種作出の材料として利用する。そして選抜不稔個体の成育観察を行い、実用化用優良個体の絞り込みを行う。 |
カテゴリ | 栽培技術 新品種 品種 品種改良 |