課題名 |
難防除土壌伝染性ウイルスの耕種的・生物的制御技術の開発 |
研究機関名 |
富山県農業技術センター
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研究分担 |
花き課
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研究期間 |
継H18~22 |
年度 |
2006 |
摘要 |
1目的:県内のチューリップ産地においては難防除土壌伝染性の微斑モザイク病や条斑病、えそ病が発生し、大きな問題になっている。これを乗り越え持続的な安定生産を実現するには、抵抗性品種を上手に活用しながら、汚染圃場での植付けの回避や、積極的な汚染程度軽減技術の投入、そして、これら耕種的技術を核とした総合的な健全栽培システムの構築が必要となっている。そこで、さらに数多くの抵抗性素材を探索するとともに、その抵抗性機構を解明して抵抗性個体の効率的な選抜技術を開発する。さらに、圃場診断に応用可能な土壌からのウイルスと媒介菌の検出技術の開発や、圃場の汚染程度を軽減できる植物種や土壌環境条件を明らかにして輪作への応用を図る。加えて弱毒ウイルスを用いた菌媒介ウイルス制御技術の基盤を構築する。2 期待される成果と活用面:微斑モザイク病等の難防除土壌伝染性病害の総合的な防除技術が確立され、病害汚染ほ場での安定した球根栽培が可能となる。
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カテゴリ |
チューリップ
抵抗性
抵抗性品種
土壌環境
防除
輪作
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