遺伝子解析・微生物機能等を活用した病害防除技術の開発 1) イネ育苗期における細菌性病害の防除技術開発 (1) イネ苗立枯細菌病菌およびイネもみ枯細菌病菌の簡易診断法の確立 (iv) LAMP法による浸種液中の菌検出結果と発病の関連(苗立枯細菌病菌)

課題名 遺伝子解析・微生物機能等を活用した病害防除技術の開発 1) イネ育苗期における細菌性病害の防除技術開発 (1) イネ苗立枯細菌病菌およびイネもみ枯細菌病菌の簡易診断法の確立 (iv) LAMP法による浸種液中の菌検出結果と発病の関連(苗立枯細菌病菌)
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 生物資源G
研究期間 継H15~19
年度 2006
摘要 目的:苗立枯細菌病菌の浸種液中の増殖実態をLAMP法により調査し、催芽時以降の防除要否を判断できるか否かを検討する。成果:浸種液中の病原菌検出法として、LAMP法は、PCR法と比較して明らかに検出精度が高かった。LAMP法での検出限界は、調査時期によってふれはあったものの、103CFU/mlの菌密度までは検出可能であった。また、メンブランフィルターで集菌し、選択培地で培養した被検液をLAMP法によって検出することによって検出精度を高めることが可能で、選択培地で検出できない低濃度の病原菌を検出することが可能であった。また、苗立枯細菌病の発病は、接種濃度が1.9×103以上または汚染もみの混入割合が0.25%以上で認められた。以上より、浸種水をLAMP法で検出することで、本病の発病限界の菌濃度を検出することは不可能だが、増菌することで防除要否判断できることが示唆された。
カテゴリ 育苗 簡易診断 防除 もみ枯細菌病

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