ウメの簡易栄養診断に基づく着果負担軽減のための樹体管理技術の確立

• 研究機関名: 福井県園芸試験場
• 研究分担: ウメ
• 研究期間: 完H14～18
• 年度: 2006
• 摘要: ネット収穫により着果負担が多くなると、花芽着生数が少なくなったり、翌年の結実率が低下したりするなどの影響がみられた。対策として、礼肥の早期施用、施用量の増加や花芽着生数に応じたせん定が有効であると考えられた。樹体栄養診断に花芽着生と8月の葉中窒素、貯蔵養分と11月の根中デンプンの関係を明らかにした。また、根中デンプンの簡易測定法としてヨウ素比色法を検討した。また、葉の展葉数、大きさ、節間などから樹体の生育状況を診断する手法を検討した。防風、防雹、防獣を目的としたネット栽培のウメへの導入効果を実証した。
• カテゴリ: うめ 栄養診断 簡易測定 管理技術