8 乳肉用牛の放牧管理技術の開発 1 搾乳牛の小規模放牧技術

課題名 8 乳肉用牛の放牧管理技術の開発 1 搾乳牛の小規模放牧技術
研究機関名 山梨県酪農試験場
研究分担 草地環境科
研究期間 H13~18
年度 2006
摘要 1)マクロシードペレットによる傾斜放牧地の不耕起全面更新法の検討。マクロシードペレットを用いて傾斜草地の全面更新を行ったところ、日影時間の長い場所で発芽率が高かったが、こりは土壌の表面水分が高いことに起因していると考えられた。また、傾斜の斜度30°以上の場所ではペレットの個数が少なく、放牧開始後の被度や現存量も少なかった。2)放牧条件下における牧草品種の評価:ペレニアルライグラスは暑さに弱いが、気温の低い高冷地では生産性は高いと考えられた。オーチャードグラスは利用性が最も優れたが、秋季は生産性が低下した。トールフェスクは夏季の生産性に優れたが、オーチャードグラスと比べて嗜好性がやや劣ると考えられた。3)搾乳牛の小面積時間制限放牧技術の実証調査:オーチャードグラス主体草地では、搾乳牛1頭当たり約15a程度の面積があれば、1日3~4時間の時間制限放牧で、乾物量で2.8kg/頭/日程度の放牧草を採食させることが可能である。この場合、放牧草から乳量30kg場合約10%、20kgの場合約15%の栄養摂取ができる。
カテゴリ 管理技術 肉牛 乳牛 品種 放牧技術

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