課題名 |
良質米の生産コスト低減試験 |
研究機関名 |
長野県農事試験場
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研究分担 |
作物部
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研究期間 |
継H18~22 |
年度 |
2006 |
摘要 |
目的:玄米品質の向上を目的とした疎稙栽培技術が注目され、対応田植機も市販され、普及センター等による現地実証試験が積極的に行われている。そこで、疎稙田植機による疎稙技術の栽培実用性を検討する。湛直栽培では低温年の出芽不斉一や不足、また、落水期間延長による雑草害が問題になっている。さらに、一層の生産コストの低減も求められている。そこで、カルパー粉粒剤16被覆籾の加温処理による出芽促進、被覆量の低減、加温処理前後の保存についての技術確立を行う。転換作物で湿田でも栽培可能な作物が嘱望されている。そこで、新規に水田転作作物として導入できる作物を選定し、栽培技術の確立を図る。成果:中苗では標準期植えと早植えの栽植密度低下での穂数不足、稚苗では早植えの栽植密度低下での穂数不足傾向となり、収量確保が課題となった。マコモの移植は5月下旬が適し、収穫期間は40日に及んだ。タイモは湛水条件下でも活着し、常時湛水条件でも枯死することは無かった。多肥条件(30kgN/10a)ほど多収となった。
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カテゴリ |
病害虫
コスト
栽培技術
雑草
水田
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