課題名 |
施設栽培条件下でのおうとう有望品種の早期結実法および低樹高化技術の確立 1.施設における新品種の栽培技術の確立 2.施設内での生産効率を上げるための早期結実、低樹高化技術の確立 |
研究機関名 |
長野県果樹試験場
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研究分担 |
栽培部
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研究期間 |
完H14~18 |
年度 |
2006 |
摘要 |
有望新品種の施設栽培において生産安定に必要な低温要求量を検討する。また、既知の樹勢調節法により低樹高化が達成できるか検討する。さらに花芽形成促進、移植がどれほど樹勢調節と早期結実化に寄与するか検討する。また、わい化苗木育成法を検討しその実用性を検証する。(1)7.2℃以下の低温積算時間が1200時間及び1400時間条件下では、生育及び生産に大きな問題はなく、処理間に顕著な差は認められなかった。(2)プロヘキサジオンカルシウムを接ぎ木当年の新梢が停止した時期に100ppm処理したが花芽形成に効果は認められなかった。(3)秋季せん定(9月上旬)により「佐藤錦」以外の品種で再生が認められ返り咲きも認められた。「高砂」無加温栽培で、5月摘心後の再伸長と樹勢に相関関係が認められた。(4)早期結実性を示す苗木育成法は樹体生育が遅れ、収量性は向上しなかった。
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カテゴリ |
おうとう
栽培技術
施設栽培
新品種
接ぎ木
低樹高
品種
わい化
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