課題名 |
中山間地域に適した実物花木の栽培技術確立 (1)切り花用ヒペリカムの有望品種選定 |
研究機関名 |
長野県南信農業試験場
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研究分担 |
栽培部
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研究期間 |
完H16~18 |
年度 |
2006 |
摘要 |
目的:近年、オランダでは様々な果実色のヒペリカム新品種が開発されている。これらは収穫時期や果実の大きさ等品質が異なる他、現在の主力品種である「エクセレントフレアー」や「ピンキーフレアー」で問題となっているさび病に対する耐病性も異なっている。有望品種の導入を推進するため新品種の特性調査を行った。成果:ヒペリカム26品種について特性調査を行い、「マジカルキッス」、「マジカルビューティー」、「エリートコーラル」を有望品種として選定した。これらの品種では3年間の調査間中にさび病の発生が確認されなかった。また、収量が多く着果数や切り枝長等等品質が優れた。「オレンジウェーブ」はさび病の発生が確認されたが、発生が僅かであったことや収量や着果数が多いことから利用可能と考えられた。「マジカルパッション」、「マジカルレッド」、「マジカルチャーム」 はさび病の発生が確認されたが、果実色が鮮明で収量や品質が良好であったことから、さび病発生の少ないほ場では利用可能であると考えられた。
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カテゴリ |
栽培技術
新品種
中山間地域
ヒペリカム
品種
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