| 課題名 |
ナシの局所施肥による効率的施肥法の確立 1)局所施肥法による施肥量削減 (1)表面部分施肥による減肥の検討 |
| 研究機関名 |
長野県南信農業試験場
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| 研究分担 |
病害虫土壌肥料部
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| 研究期間 |
完H16~18 |
| 年度 |
2006 |
| 摘要 |
目的:日本ナシは果樹類の中で窒素施肥量が比較的多い部類に属し、生産現場ではさらに県の基準を上回る量の窒素施肥が行われている。一方、地下水の硝酸性窒素汚染など農耕地からの窒素負荷が問題視され、施肥量削減などその軽減対策が強く求められている。そこで、作物による吸収効率が高い局所施肥法と利用率が高い被覆肥料を組み合わせた効率的な施肥法により、窒素施肥量を削減して負荷を軽減しながら、慣行と同等の果実収量、品質および樹体生育を維持できる可能性を検討した。成果:日本ナシ「幸水」に対して、基肥にリニア型溶出パターンの50日タイプの被覆尿素、9月肥に速効性窒素を主幹の周囲に環状にそれぞれ慣行施肥の50%量を表面局所施用する施肥方法について、場内圃場および現地圃場において2~3年間にわたり検討した。その結果、果実収量、品質および樹体生育は慣行栽培とほぼ同等に維持された。また、深さ100cmにおける土壌溶液中硝酸態窒素濃度から、表面局所施肥法は慣行施肥に比べ土壌下部への硝酸態窒素の移行が減ることが試算された。以上の結果から、表面局所施肥法は効率的で環境保全型農業に資すると判断され、県の試行技術として公表した。
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| カテゴリ |
肥料
施肥
日本なし
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