| 課題名 |
アユの冷水病対策研究 |
| 研究機関名 |
滋賀県水産試験場
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| 研究分担 |
環境病理担当
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| 研究期間 |
H16~ |
| 年度 |
2006 |
| 摘要 |
天然水域や養殖場においてアユに多大なる被害を与えている冷水病の被害軽減を図るため、冷水病に対する抗病性を付与する技術ならびに冷水病ワクチンの開発試験を行った。これらの成果の一部は魚病学会(9月長崎市で開催)で発表し、加温飼育による冷水病の予防治療技術等直接実用化が可能な内容については、県内の養殖業者等への巡回指導を通じて、適時技術指導を行った。(i)アユを冷水病菌液に30分間浸漬して感染させ、その後28℃3日間加温して治療した。浸漬14日後に再感染させて抗病性を評価した結果、菌液の濃度が103CFU/mL以上で抗病性の向上効果があり、特に105CFU/mL以上で高い効果が認められた。また、感染から加温までの間は1時間でも効果が認められたが、期間が長いほど効果は高く、3日後に加温した場合に最も効果が高かった。(ii)アユ以外の魚種(ニジマス・ギンザケ・オイカワ・ワカサギ)から分離された冷水病菌を用いて、上記と同様の試験を行った結果、アユ由来株以外に、アユに病原性の無いオイカワ由来株でも弱いながらも免疫効果が認められた。(iii)水産総合研究センター養殖研究所で試作されたアユ冷水病腸溶性マイクロカプセル化ワクチン(MCワクチン)の有効性を評価したところ、有効性は認められなかった。(iv)作成方法を改良したMCワクチンの有効性を評価したところ、内包するワクチンを濃縮したものにおいて若干の効果が認められた。(v)ワクチン液をアユの肛門から注入したところ、高い冷水病予防効果が認められたことから、ワクチンが未消化の状態で腸に到達すれば、MCワクチンが有効であることが裏付けられた。(vi)ヤナで漁獲されたアユが冷水病を発病し、斃死が10%に達した時点で、加温処理を行うと高い抗病性が付与できた。
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| カテゴリ |
治療技術
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